切られてしまった桜の大木
白井の弓道場は的山の後ろ側に50年以上は経っている桜の巨木があり毎年ちょうど弓道教室のころ満開となって的山の屋根全体に覆いかぶさるように見事な花を咲かせてくれていました。
弓道教室生との記念写真はこの桜の木の下の的山前と決まっていて一人一人に卒業の際に渡すアルバムの定番となるグッドショットでした。
ところが。。。。一昨年、いやその前の年位の台風の直撃を受けた後あたりから元気がなくなりはじめ、的山の屋根に大きな枝が枯れて落ちてくるようになりました。
時には的山の屋根どころか矢取り道に太い枯れ枝が落ちてきたりして危険な状態となってしまいました。
翌年はまだ桜が咲きました。
その翌年は、一層枯れた部分が多くなり桜の花も一部にちょろちょろ咲く程度に。。
この年の後半、市が枯れてしまった部分を伐採しましたが、奥の方は器械が入らず断念。
的山の屋根の上には伐採をまぬかれた桜の枝を見ることができました。
しかし。。。とうとう。。。2月に入ってすぐのある日。道場に行ったら、なんだか的山の上がすっきりしてます。
そうです!桜の木がすっぽりなくなっていたのです。
すっきりしたと言えばそうですが、ず~っと私たちの様子を見守ってきてくれた大木がいなくなってしまったということには一抹の寂しさを覚えます。
たとえ今植樹したとしても、あんなに的山の上に張り出して花を咲かせるくらいに育つのは数十年単位で待たなくてはなりません。
世代交代した弓友会の人たちがめでることになりますね。
#白井弓友会
#千葉県弓道